出典:『日産自動車』
ノートは2017年から2019年の3年間、日本でもっとも売れたコンパクトカーです。2005年の登場以降、さまざまな進化を遂げてきたノート。なぜここまで人気車種になったのでしょうか。
今回はノートの人気の秘密を紹介するとともに、ノートから他車へ乗り換えを検討している方のために買取査定額の相場も詳しく解説していきます。ぜひ最後までお読みいただき参考にしてみてくださいね。
日産のコンパクトカー「ノート」
出典:『日産自動車』
日産のコンパクトカーといえばマーチが定番車種でしたが、2005年に登場したノートがその歴史を塗り替えたといっても過言ではありません。当時は1,500ccエンジン搭載モデルのみでしたが、その後1,600ccエンジンのモデルも登場。2012年に登場した現行モデルではエンジンが1,200ccへダウンサイジングされたうえでフルモデルチェンジを果たしました。
カジュアルでポップな見た目のハッチバック車で、居住性と積載性にこだわったモデルです。また、2016年にはシリーズ初のハイブリッド仕様車も登場。日産のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載し、多くのユーザーから注目を集めることとなりました。
一時販売が低迷していた時期もありましたが、ハイブリッドシステムへの対応によって再びノートの人気が再燃。2016年には月間2万台以上を売り上げ、販売台数1位を記録しています。初代モデルの登場から15年経過した現在でも新車、中古車ともにノートの人気は高く、多様なユーザーから支持され続けています。
女性や若年層からも支持を集めるノート
出典:『日産自動車』
ノートは主に女性や若年層から支持を獲得しているコンパクトカーです。2005年に登場した初代モデルは100万円台で購入できるグレードもラインアップされ、初めて自動車を購入する層からも高い支持を獲得しました。見た目の可愛らしさと質感の高いインテリアは女性にとっても運転しやすく、居住性に優れたモデルです。
さらに2016年に登場したハイブリッド仕様のノートe-POWERの登場によって、シニア層からの支持も拡大。一時はライバルとなるトヨタのアクアなどを抑えて販売台数トップに踊り出るほどのヒットを記録しました。
安価な車で燃費も重視したい人におすすめ
出典:『日産自動車』
ハイブリッド車は欲しいものの、車両本体価格の高さに頭を悩ませるユーザーは少なくありません。優秀な燃費は魅力的に映るが、予算の問題によってガソリン車で妥協してしまうケースがあります。しかし、ノートe-POWERは車両本体価格が200万円を切るモデルも登場し、日産のなかでも身近なコンパクトカーとして定着しました。
コストを徹底的に抑え、安価な車で燃費も重視したいという方には最適ではないでしょうか。たとえばミニバンなどのファミリーカーを所有しているユーザーも、セカンドカーとして子どもの送り迎えや買い物、通勤などの用途として最適な1台です。
ちなみに、ノートのガソリン車とハイブリッド車の燃費を比較してみると、ガソリン車は23.4km/L、ハイブリッド車は34〜37.2km/Lとなっています。ガソリン車は燃費が悪いと考えられがちですが、それでもノート場合は20km/L以上の低燃費を実現しており、トータルコストで比較してみても十分手頃なモデルといえます。
ノートの買取相場
出典:『日産自動車』
ノートを所有しているユーザーで他の車へ買い替えを検討している場合、どの程度の買取相場が期待できるのでしょうか。今回はノートe-POWERも含めていくつかのグレードごとに買取相場を5つピックアップしてご紹介します。
- 年式:2011年
- 色:シルバー
- グレード:1.5L
- 走行距離:7万km
- 修復歴:なし
- 買取相場:5万円
【ノートの買取事例①】
※算出日時:2020年1月(算出時期によって相場は異なります。)
- 年式:2016年
- 色:シルバー
- グレード:1.5X
- 走行距離:5万km
- 修復歴:なし
- 買取相場:20万円
【ノートの買取事例②】
※算出日時:2020年1月(算出時期によって相場は異なります。)
- 年式:2018年
- 色:ホワイト
- グレード:1.2X
- 走行距離:1万km
- 修復歴:なし
- 買取相場:80万円
【ノートの買取事例③】
※算出日時:2020年1月(算出時期によって相場は異なります。)
- 年式:2018年
- 色:ホワイト
- グレード:1.2 e-POWERメダリスト
- 走行距離:1万km
- 修復歴:なし
- 買取相場:140万円
【ノートの買取事例④】
※算出日時:2020年1月(算出時期によって相場は異なります。)
- 年式:2018年
- 色:ホワイト
- グレード:1.2 e-POWER X
- 走行距離:1万km
- 修復歴:なし
- 買取相場:130万円
【ノートの買取事例⑤】
※算出日時:2020年1月(算出時期によって相場は異なります。)
ノートのプラス査定につながるポイント
ノートを買取に出す際には、ちょっとした工夫で査定額がアップすることもあります。まずは付属品やオプション品、その他装備品などがあれば忘れずに持ち込んで一緒に査定してもらいましょう。
たとえばスタッドレスタイヤや純正アルミホイール、スペアキー、整備手帳などは基本で、さらに内装や外装パーツをカスタムしてある場合は純正のパーツも一緒に持ち込むと買取査定額がアップすることもあります。
また、当然のことではありますが洗車をして綺麗な状態に保っておくことも重要です。一方で外装に傷や凹みがある場合は、修理をする必要はありません。外装修理やメンテナンスを依頼すると数万円単位での修理費用がかかるケースがほとんどですが、修理費用にかけた分査定額がアップすることは稀であるからです。修理費用には専門業者の利益分も上乗せになっているため、結果としてその分余計な負担となってしまいます。
ノートのマイナス査定につながるポイント
出典:『日産自動車』
ノートは手頃な価格が魅力の車ですが、買取のタイミングを逃してしまうと査定額がどんどん下がっていってしまいます。一般的に中古車は新モデルの登場とともに査定額が下がるケースが多く、モデルチェンジのタイミングで数十万円単位で査定額が変わることも珍しくありません。
ノートの場合はもともとの本体価格が安価のため下げ幅はもう少し小さいですが、それでも数万円単位で買取額が変わってくることも十分考えられます。また、同様に年式が古ければ古いほど査定額が下がってしまうことも当然あり、今年の査定額と来年の査定額では大きな開きが出てきます。車の買い替えを検討していて、できるだけ高値での買取を希望するのであれば早めの相談が必要不可欠といえるでしょう。
また、ノートのマイナス査定につながるもうひとつのポイントとしては、カスタムの度合いも大きく関係してきます。社外パーツを多用した派手なカスタム車両は中古車として敬遠されることも多く、多額のカスタム費用をかけたにも関わらず思ったほど査定額に反映されないケースも少なくありません。
ノートのマイナス査定をカバーするためには
ノートをできるだけ高値で買い取ってもらうためには、先ほども紹介したようにできるだけ早めに買取の依頼をすることが大前提となります。それに加えて、複数の買取業者に見積もりをとってもらうことも欠かせません。買取業者によっては同じ車両で数万円以上の差が出ることもあるため、できるだけ多くの業者に査定を依頼するようにしましょう。
また、カスタムパーツが装着されている場合は純正パーツも一緒に買取に出すことで査定額がアップすることも期待できます。車を購入した際に付いてきたパーツや装備品はできるだけ保管しておくようにしましょう。
一括査定プラスではお客様に代わって全国600店舗より最高額で買ってくれる買取店舗を無料で最短3時間でお探しいたします!詳しくはコチラをご覧ください!