前回雪の立ち往生について書きましたが、今回は自動運転について書こうと思います。
テスラが自動運転では有名だと思うのですが、
そんなテスラの誕生国アメリカでの降雪地帯は70%で、毎年の降雪量は平均5インチだそうです。
一番有名な場所であるニューヨークでも最高気温は約28度、最低気温は約−4度、年間を通して平均気温は約12度と少し低めです。
ニューヨークの冬はアメリカの中でも非常に寒く、毎年降雪があるそうです。
そんなアメリカの冬の交通事故は年間死亡者数1,300人ほど、負傷者数11万6,000人ほどだそうです。
アメリカやカナダの人はあまりスタッドレスを履いていないというのも事故の原因のひとつです。
ええええええ!?と思いますが、アメリカなどではオールシーズンOKのタイヤが販売されており、みなさんそれを使用するそうです。
やはり脱着がめんどくさいという意見が多いそうですが、付けないのにも理由はあるそうです。
日本とアメリカでは雪の種類が違います。
日本・・・水分を多く含んでいる為、べちゃべちゃな道路になり水分が多い為道が凍りやすいのでスリップ事故が起きやすい
アメリカ・・・パウダースノーなので水分が少ないです。その為スピード落とせばオールシーズンタイヤでも走れます。
でも意外とみなさんスピードを出すそうです(;´Д`)
そりゃ事故多いわ(;´Д`)
そんなアメリカで自動運転は可能なのか?という疑問から雪道で自動運転が可能か調べてみました。
現状、自動運転が進歩しているとはいえ、雪が降る地域の人々からは「雪道を走れない車はいらない」と言われてしまうそうです。
まず冬の路面は雪や氷でグリップが失われ見通しが遮られます。
どのようにして人間以上に雪道を走行するのか。
3Dマップは木の位置・標識・車線・カーブなどの詳細なマッピング機能です。
これらの3Dマップは晴天化で有効ですが、他の技術と組み合わせれば雪の運転も可能になるかもしれないそうです。
ビームで障害物を検知します。
非常に正確な技術で雨粒や雪・木や標識の認識が可能です。
雪の日には上記に記載した3Dマップと組み合わせて晴天時の路面と比較し道が雪に覆われていても検知が可能かもしれません。
LIDARは周りの道路だけでなく、周囲の建物や道路標識を同時にスキャンすることで、周囲の状況を認識できるように設計されています。
※3DマップとLIDAR機能は雨粒や雪が障害物かどうか判定できる
レーダーは電磁波を使って物体を検知します。
LIDARと違い光の反射をともわないことから雪や雨の影響を受けにくいです。
天気が荒れていても車や通行人・ビルの検知できるレーダーは安全に走行するのに役に立つそうです。
複数のセンサーを付けることで1つのセンサーが雪に覆われたときの危険性を回避することが出来ます。
去年1月にフォードが上記を使用し、雪道を運転できるのか実験をしていました。
フォードが実践したのも、車両が搭載するセンサー類によって把握した状況と、付近のマップを組み合わせた情報を組み合わせて走行するというものです。
フォードは上記のシステムにさらに学習を行わせることで、雪や雨のような滑りやすい状況でもベテランドライバーのように安定した走行ができるようになるとしているとの事でした。
自動運転もますます進化していくんですね( ゚Д゚)
今後はどのような弱点を無くしていくのか、どのような仕組みが誕生するのか楽しみです!
では、ここまでです( -`ω-)ノあでゅ